最近、不要になった着物を買い取ってもらいたいという方が増えてきています。
けれど、《着物を買い取ってもらう際に注意しておきたいポイントがある》ということをご存じの方はまだあまり多くないといった印象です。
このコラムでは着物買取の利用をご検討中の方に向けて、着物を買い取ってもらう際の注意点を3つご紹介します。
注意点を意識して、不要な着物をなるべく高く買い取ってもらいましょう。
Contents
着物買取の注意点その1. 売る前に着物の状態を整える
着物の買取価格を左右するのが、《着物の状態》です。
着物を売りに出す前に、まずは状態を整えることから始めます。
1.着物の状態をチェックする
はじめにおこなって欲しいのが、着物の状態のチェックです。
着物を広げたら、以下3つの点をポイントにしながら状態のチェックをおこないます。
・カビが発生していないか
・シミがついていないか
・シワがついていないか
上記3つが発生している場合、できる限りお手入れをおこなってから売りに出すようにします。
そうすることで査定額が大きく変わりますので、必ずおこなうようにしましょう。
2.着物の保管状態を整える
状態のチェックができたら、次は下記の手順で着物の保管状態を整えます。
・正しい畳み方で畳み直す
・畳紙1枚につき着物1点を収納する（1枚の畳紙に着物を何枚も重ねて入れない）
・セットで購入したものはまとめておく（初めからセット販売されているものを購入した場合、セットで買い取ってもらう）
着物買取の注意点その2. 証紙をつけておく
着物の状態の次に大切なのが、《証紙の有無》です。
ここからは着物の買取の際に大切な証紙についてご説明します。
そもそも「証紙」とは？
着物の証紙とは、簡単に言うと「着物の証明書」のようなものです。
その着物がどこの誰によって作られたものか、伝統工芸品なのかどうかなどが記載されています。
証紙はすべての着物についているわけではない
証紙はすべての着物に付属しているわけではありません。
一般的に高額な着物になればなるほど証紙が付属している可能性が高まりますので、必ず証紙をつけて売りに出すようにしましょう。
着物買取の注意点その3. 信頼できる着物買取業者サイトに依頼する
着物の状態を整え証紙の有無を確認できたら、いよいよ着物を買い取ってもらう段階に移ります。
一般的に言って、着物を買い取ってもらうには以下のような方法があります。
・着物買取業者 / 着物買取サイト
・街の古道具屋 / リサイクルショップ
・オークションサイト
・フリマサイト
・知人や友人に直接売る
さまざまな方法がありますが、もっともおすすめなのが《着物買取業者 / 着物買取サイト》です。
というのも、着物の査定には専門の知識が必要であり、そういった知識を持っているのが着物買取業者 / 着物買取サイトのスタッフだからです。
街の古道具屋 / リサイクルショップなどのスタッフに査定してもらうという場合、スタッフ側は持ち込まれた着物の価値がわからず、本当は価値のある着物を買いたたかれてしまうようなことも少なくないのです。
また、オークションサイトやフリマサイトなどへの出品作業はご自身でおこなわなければならないというネックがあるばかりでなく、着物のような専門性の高い商品では出品者と落札者間でのトラブルが発生しやすいというデメリットがあります。
もちろん知人や友人に直接買ってもらうというのもひとつの手ですが、どうしても高い価格で買い取ってもらうのに抵抗があるという方もいらっしゃると思います。
ポイントを押さえれば高額査定も！
いかがでしたか？
今回は着物を買い取ってもらう際の注意点を3つご紹介しました。
3つのポイントを押さえて、大切な着物を適正な価格で買い取ってもらってくださいね。
この記事では、『着物買取を利用する際に気をつけたい3つの注意点』を解説しています。ご紹介する3つのポイントを押さえれば、着物を高額で買い取ってもらうことも夢ではありません。少しでも着物買取の査定額をアップさせたい方は、ぜひご一読ください。
